2024年にパリで開催される、世界的スポーツの祭典。競技そのものはもちろんだが、パリの文化やトレンドにも注目が集まる予感。パリで今人気のある料理は、なんと日本のおにぎりだそうです。
現地ではおにぎり専門店をはじめ、スーパーでも売られていて、日本の定番の鮭、梅、おかか、ツナマヨなどの他にトマト＆オリーブ、サーモン＆クリームチーズなどフランスらしい食材を厳選した商品も多数置かれている。パリらしい発想のおにぎりが日本にまさかの逆輸入によって人気が出るかもしれない。
『クックパッド食トレンド予測2024』7つ中の一つ『パリおにぎり』があげられる。
クックパッドニュース編集長の植木優帆さんは『パリには日本には発送のおにぎりがあり、これが日本に逆輸入され日本で流行るのではないか』と話していた。
『便利で安くて美味しい』パリで人気の具材は？
パリのおにぎり事情を知るべく『ひるおび』GA取材したのは、日本のおにぎり専門チェーン『おむすび権米衛』のパリ、レピュブリック店。
『おむすび権米衛』は2017年にパリに進出。行列ができる大人気店で、2023年に2号店もオープンしました。
約15種類の出来立ておにぎりを販売し、1日に約600個近く売れているという人気店である。
パリで人気の具材は？
1位 さけ
2位 ツナマヨ
3位 スパイシーチキン
この3種類で、毎日平均500個売れるという人気ぶり。一番人気の『さけ』は日本円で450円（2.8ユーロ）。元々鮭好きな人たちが多いフランス人はシンプルな自然な味を好んでいるという。
利用客はー
『おにぎりは便利で、美味しくて安い。3拍子が揃ってる』『味わい深くて、ここに食べに来るのが楽しみ。おにぎりはすごく気に入っています。』
ティオンエンゴ・エングィエヌ店長はこう話す。
おにぎりは、フランス人のニーズを全て掴んでいるので好まれているのだと思います。
今後もパリのおにぎりがみんなが大好きなものの一つであり続けることを期待しています。
ヘルシーでヴィーガンにも対応
おにぎりがパリで受け入れられてる理由について、クックパッドニュース編集長の植木さんはー
ヴィーガン（完全菜食主義）の方もいるので、お米はパリでの人からするとヘルシーなイメージがあるそうなんですね。おにぎりにもヴィーガンメニューがあるので親しまれています。
実際、ショーケースの中も高菜や昆布、ゆかりなどの具材にヴィーガンやグルテンフリーの表記がされているそいうです。
こういった良心的な表記の仕方なども親しまれている要因となっていると筆者も強く思う。
パリでは日本食がブーム。その背景は？
おにぎり専門店の出店はパリに集中していますが、大きな駅にある店舗や大手のスーパーにおにぎりが並べられるのは一般的だという。
パリだけではなくフランス全体で食べられているおにぎり。おにぎりの前は、寿司、ラーメンが話題となっているそうで、日本食が引き続き親しまれているそうです。
昔からフランスは親日な方が多く特に若い方は日本のアニメなどをみて育っているので、日本の文化や食に非常に興味があるようだ。食や料理のトレンドの移り変わりが激しい日本とは異なり、フランスでは一度流行ったものは根強い人気のある一種のソウルフードと化す方向にあるかもしれない。
日本のおにぎりにパリのエッセンスを加えた『パリおにぎり』を味わいながら、スポーツの祭典を盛り上げて、日本の食文化を世界にもっと広げていきたいですね。
筆者も料理人歴が長いのもあり、明日はクックパッドのレシピをみながら作ってみようかなとおもいます！
レシピはこちらから↓
こちらがヴィーガンメニュー↓
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